風営法の許可が欲しいけど、何から始めたらいいのかわからないあなたへ
イケシタ先生
きっと、風営法の許可をスムーズに進めるためのヒントが見つかるはずです。
この記事では、
- 風営法許可で行政書士を使うタイミングとその理由、間違いのない行政書士の探し方
- 経営者も知っておくべき風営法許可スケジュール最低限の知識、行政書士報酬の相場
を解説していきます。
目 次
風営法許可スケジュールと行政書士活用法
風俗営業1号営業の社交飲食店(キャバクラ等)を例に、風俗営業許可のスケジュールを見ていきましょう。
風営法許可と行政書士
そうだ!キャバクラを始めよう。
…と、そう思い立った時に最初にやるべきことは何だと思いますか?
風子
イケシタ先生
風子
イケシタ先生
風子
イケシタ先生
風子
あなたには、こんな気軽に相談できる行政書士が身近にいますか?
店舗を探す前に、まずはキャバクラの許可をスムーズに導いてくれる専門の行政書士を探すことをお勧めします。
それはなぜか?
風営法の許可には、重要な3つの要件があります。
- 許可を取る人(人的要件)
- 営業所の場所(場所的要件)
- 店内の構造設備(設備要件)
この3つの要件は、風営法にきっちり書かれているものと、店内の構造設備のような行政書士の経験や図面の表現方法で左右する重要な部分があります。
早いうちに、風営法専門の行政書士へ相談しておくことが重要です。
風営法許可の失敗事例
次にご紹介するのは、事前に行政書士に相談することなく進めたことで起きた実際の失敗例です。
- 会社を設立したが、役員に風俗営業の許可が取れない人がいることが発覚した。
- 不動産屋の言うことを信用して契約したものの、実は許可の取れない場所だということが発覚した。
- 内装工事も順調に進み、完成間近に許可が取れない構造が発覚した。
こうならないためにも、風営法の許可に慣れている専門の行政書士に相談しながらスケジュール戦略を立てていきましょう。
また、風営法許可の手続きに不慣れな行政書士に依頼したことで失敗する事例としては
- 保全対象施設の調査が不十分で、申請後に許可が取れないことが発覚。
- 図面や工事の知識が乏しいために、工事完了後に許可が取れない構造であることが発覚。
- 許可申請の書類作成の時間が遅く、申請や検査の時も指摘ばかりで先に進まない。
風営法許可スケジュールと行政書士への相談事項
風営法の許可には、許可の取れる人と取れない人の基準があります。
個人名義で許可を取るにも、許可が取れる人であるかどうかの判断が必要です。
会社設立や、個人事業で始める前に、許可が取れる人かどうかを相談しましょう。
細かなことを言えば、建築基準法の用途制限、内装制限、消防法まで幅広い知識も要求されます。
契約前に、確実に許可が取れる場所であるのか調べてもらいましょう。
食品衛生法でも、厨房内の設備基準があります。
設計士やデザイナーとの打ち合わせ段階から、図面をもとにチェックしてもらいましょう。
飲食店営業の許可には、厨房内の設備基準に、食品衛生責任者の選任が必要です。
食品衛生責任者となる資格や、取得方法など事前に相談しておきましょう。
風営法許可に必要な書類はあらかじめ確認、相談しておきましょう。
風営法許可はなにより図面の作成がすべてです。内装工事の早い段階から図面の作成に取り掛かってもらいましょう。
検査の際の注意点、質問される内容など事前に相談しておきましょう。
風営法許可の標準処理期間は、警察署へ申請した翌日から55日を目安に許可になります。
各都道府県、同じ県内の警察署においても許可までの期間の違いがあり、土曜・日曜・祝日を除いた日数であるのかなど、許可となる期間の確認をしてもらいましょう。
オープン告知などが必要な店舗の場合には、オープン日から許可日数を逆算した申請スケジュールを組み立ててもらうなどの相談をしておきましょう。
イケシタ先生
風子
では次に、誰にも相談できない方がどのように行政書士を探すのか解説します。
誰も教えてくれない風営法許可の行政書士の探し方
行政書士なら、どの事務所に依頼しても同じでしょ?は大きな間違い。
あなたが美味しいピザが食べたいとなったら、本格的なピザ職人のいる、石窯で焼いてくれるお店を選ぶように。和食に中華、洋食となんでも食べれる店には行かないのと同じです。
上のグラフは、行政書士全体のなかで風営法専門の行政書士の割合をあらわしたものです。
イケシタ先生
一般的に、風営法の許可といえばキャバクラやスナック、麻雀店が手続きの大半です。
風俗営業1号営業許可、4号営業許可、深夜における酒類提供飲食店営業の届出がほとんどで、風営法専門行政書士を名乗る事務所であれば、これらの手続きならば依頼しても大丈夫でしょう。
しかし、パチンコ店、ゲームセンター、特定遊興飲食店営業となった場合にはそう簡単にはいきません。
風営法専門行政書士でも、これらの業種の手続きを数多く申請している事務所は限られてきます。
また、ある程度経験のある行政書士も限定されているだけに、近所の行政書士事務所、インターネット検索で探すことは難しくなります。
誰も教えてくれない風営法許可の行政書士費用
風営法許可の行政書士費用相場はどのくらい?
かつては行政書士の報酬規程がありましたが、現在は事務所ごとに報酬額は違います。
キャバクラの標準的な報酬額は20万円前後で、許可の状況に応じて前後するのが多いようです。
インターネット検索では、安さをウリにする行政書士も多く見られますが、安いにはそれなりの理由があることが想像できます。
一方、高ければ安心か?
風営法の許可を取ると、取った後もわからない事がたくさん出てきます。
許可後のサポートが充実しているなどの理由もありますので、なぜ高いのかしっかり調べて依頼しましょう。
まとめ
風営法の許可は行政書士の活用で大きな違いが出てくる手続きです。
値段や、近所だからという理由だけに惑わされず。
事前に問い合わせをするなり、自分で納得のいく行政書士選びが大切です。
それでも、どの行政書士に依頼したらいいのかわからないという方は、お気軽にお問い合わせください。
日本全国のネットワークで、信頼のおける風営法専門の行政書士をご紹介いたします。